目のピントが合わないと頭痛が起きるのはなぜ?

目のピントが合わない症状はその多くが疲労と目の使いすぎからくるものであり、長時間のデスクワークやゲーム及び携帯端末の使用といった至近距離を見る行為を続けていると、目を動かす際に必要となる外眼筋へ乳酸がたまってしまい、眼精疲労へ進行します。

 

視力が落ちたわけでもないのに視界がぼやけてしまったり、ピントを合わせる際にいつもよりも時間が掛かる状態は眼精疲労の1歩手前となるので、適度に睡眠や血行促進の対策を実施すると効果的です。

 

眼精疲労の状態では外眼筋の疲労・硬直に伴って顔や頭部の血流が悪化していく理由から、頭痛やめまい・肩こりなどの症状を引き起こす例も少なくはないため、重くなる前に早めのケアを施す選択が求められてきます。

 

外眼筋における血流の悪化は位置的な要因も絡んでおり、顔全体に加えて首や肩といった部位にも大きく影響を及ぼしやすい性質を持ち、こりの症状を広げた結果として悪循環を起こすので、頭痛や吐き気・脳貧血に伴う頭が重い感覚は慢性化する恐れも考慮しておかなければなりません。

 

頭痛は主に筋肉が硬直して起こる緊張型と、血管が膨張することで生じる偏頭痛の2つに分けられますが、どちらも眼精疲労と関連性が高めとされており、目のピントが合わない状態へ陥ったら既に危険と認識しておく必要があります。

 

緊張型は筋肉の硬直が原因で生じる痛みなので、患部を温めたりマッサージして血流の改善を促すと改善が早まります。

 

また、緊張型の痛みは一時的に症状を抑えたい場合に市販の鎮痛剤も効果が見込めることから、即効性が必要な場面では有効活用するべきです。

 

一方で偏頭痛は眼精疲労だけでなく、気圧の変動や体質に応じて定期的に生じる可能性があり、痛みが強くなると吐き気を伴うため、光や音の刺激をできるだけ避けつつ安静にしておくことが大切となります。

 

緊張型と異なり通常の鎮痛剤は効果を発揮せず、温めるのではなく冷やして血管を収縮させる選択が正しい対処法となる点に要注意といえます。

 

両者の症状共に眼精疲労と血流の悪化で生じるリスクは高まる傾向にありますが、痛みを完全に抑えても根本的な目の疲労が回復していないと治りにくいことを理解しつつ治療を進めるのがポイントです。

 

目の疲れは自覚症状が現れるまで気づきにくいですが、ビタミンB12を含んだ目薬や蒸しタオルを使用する目の周りの温めケアが効果的であるほか、ツボ押しでも症状を緩和することが可能となっています。